今月は暑くてたまりません。
“It’s scorching hot."と言うそうですが、大変な暑さの日々がつづいています。
今日の例会Agendaを見ると、Icebreaking SessionにIcebreaker speechと涼しげな言葉が2つありちょっぴり救われます。
AC (air conditioner) をきつめにして、さあスタートです。
PresidentのKKさんがgavelを打ち”I call the122 regular meeting to order!”
Icebreaking Sessionは、V.P.MembershipのASさんが次のテーマですすめられました。
“The Circle of Gratitude”
全員が、ステージに集まってサークルを作ります。ホワイトボードには、次のフレ
ーズ。
I am grateful that …….
I am grateful for ……….
まず、彼女がこのフレーズを使って自分が感謝するものについて一言のべられました。
時計回りでとなりのメンバーへと、一人ずつこのフレーズで感謝することを短く述べていきます。
健康への感謝、この暑い夏にビールの清涼感を味わえることへの感謝や人生への感謝など思いは人それぞれです。しかし、言うことばは同じです。「ありがとう」。
最後に、手を取り合って空に上げ、”MAHALO (ありがとう) ”と声を合わせて言います。
感謝を言葉にするとき、自分が何に感謝しているのかに気づかされるSessionでした。
さて、今日は、2人のスピーカーが ”prepared speech”を披露されます。
Prepared Speech Sessionは、スピーチクラブであるToastmasters clubのメインイベントです。
お二人のスピーチ、テーマはそれぞれ異なりますが、共に「スピーチとは何か?」を考えさせるスピーチだったと思います。
最初のスピーカー、ASさん。
Ice Breaker Speechとは、クラブに入会して最初にするご自己紹介スピーチです。
生い立ちと若き日々のことを語る彼女の心に去来するものは何だったのでしょうか。
その冷静で穏やかな語り口。しかし、真っすぐにオーディエンスに向き合う姿勢からは彼女の芯の強さと誠実さが伝わってきました。
2人目の男性のスピーカーSAさん。スピーチは、8回目です。
マニュアルには毎回のspeech projectがあります。今回のそれは、”Persuade with Power”です。そして、タイトルは、“Stop Gender Bias”、ある少女の話でした。
最初に見せられた絵(visual aid)は、どこかもの悲しく、何か張り詰めたものを感じさせるものでした。visual aidは最初のそれ1枚だけですが、そのことがかえって強い印象を残したように思います。
中盤の話し方は、低い声で力強く、そして、ほんの少しだけ早いテンポで話されました。
それが決して意図された速さではなく、ごく自然にプロジェクトのPersuade with Powerに沿ったテンポになっています。この部分、聴衆を前にした政治演説のような迫力と説得力がありました。
お二人ともほんとうに飾らず、気持ちのこもったスピーチをされました。
「どうしたらあのような印象的ないいスピーチができるのでしょうか。」
私には、それが常に課題なのですが、いつもこう思います。
「スピーチって ほんとうにいいものですね。」
さて、Table Topics Speech Sessionは、与えられたお題でする即興スピーチです。
制限時間は2分。
Table Topics MasterのKKさん、今日はシンプルに行きますよ、ということで “colors(色)” がtopics(お題)です。
10枚のカードの裏には、10色が書かれています。
Blue, Black, Red, Yellow, Purple,Green…….
でも不思議なことは、指名された人は皆さん、何か同じ色のモノを身に着けていらっしゃいました。もちろん、なに色をひき当てるかは分かりません。不思議ですね。
皆さん、楽しみながら即興でされたスピーチ、見ている私も一緒になって考え 楽しませていただきました。ありがとうございました。
By TM