19日土曜日は、千里でクラブレベルのコンテストがありました。
Speech Evaluation Contestです。
5連休の初日にもかかわらず、他クラブからのゲスト、それに初めて参加される2名のゲストを含め多くの参加がありました。
Speech Evaluation Contest は4年に一度めぐってくるのですが、一つのスピーチに対してのEvaluation(論評)を競うのです。
まず、日本語と、英語のテストスピーカーそれぞれ1名がスピーチを提供しました。
それを、日英それぞれ5名のEvaluatorがEvaluateするのです。
日本語のテストスピーカーは、英語のスピーチは初めてという新しい千里のメンバーです。
彼は、International Speech Contest日本語部門では、春の全国大会まで行かれた優れたすぐれたスピーカーです。
しかし、彼は英語は全然できません(本人の弁)。しかし、今回千里クラブに入って英語を始めるという方です。
タイトルは、「I can’t believe!」
で、いきなり、”I will kill myself with this nife.”で始まりました。
どうなるんでしょうか。固唾をのんで聞き入ります。
彼は、人生を語りかけます。
そして、クライマックスは最後のシーン。最後に「I can’t believe!」
素晴らしいを何度言っても言い足りません。
感動的な、Ice break Speechでした。
彼が英語が出来ないって、それこそ「I can’t believe!」
相当、練習されたのでしょう。頭が下がります。
私は、スピーチって実にいいなあ、と改めて思いました。
もうひとりのスピーカーは、英語のnative speakerですが、日本語でのスピーチをされました。
題名は、「上達の秘訣」です。
「十人十色」と書くところから始まりました。何と読むのでしょう。
まず、「I」は一文字、でも日本語では「WATAKUSHI」と9文字。ああーっ、だめだ。
最初から、日本語は無理とあきらめかけたんですが、しかし・・・・・。
ここから、彼のテンポの良い話が始まります。
駅の売店で「ニュウギュウ下さい。」「乳牛はいませんけど」
「そこに一杯ニュウギュウがあるじゃないですか。」なんて。
いろいろ難しいけれど、だからこどそ面白いのではないでしょうか。
難しいではなく、おもしろいと感じてください。
「それが秘訣です」というメッセージ性のあるスピーチでした。
面白く、しかし、同時に彼の努力の過程と強い思いがぐっと伝わりました。
スピーチって、実にいいものですね。
しかし、おかしいでしょう。
英語が初めてという人の英語スピーチと英語のネーティブスピーカーの日本語スピーチ。
しかし、御二方はなかなか素晴らしい内容と、音の強弱、ジェスチャーなどすべて駆使された素晴らしいスピーチをされました。
「英語が出来ないってホント?」
「ネイティブって本当?英語しゃべるの?」
Audienceは、「えーっ、どうして?」とビックリされたと思います。
Evaluatorの皆さんも、きっと驚かれたことと思います。
しかし、Evaluatorに予め準備をさせないためと、公平を期すため、「誰がスピーカーをする」かは当日までは極秘中の極秘です。
それを知っているのは、PresidentとVPEducationの二人だけでした。
ですから、私達はこの日が来るのを楽しみにしていました。(私だけがそう思っていたのかも)
そして、計画はまんまと成功しました。
スピーカーのお二人、本当に素晴らしいスピーチをありがとうございました。
そして、Evaluatorの皆さん、ありがとうございました。
そして、みなさま、本当にお疲れ様でした。
そんなわけで、無事インハウスのコンテストは終わりました。
後は、各レベルのEvaluation Contestと秋の全国大会です。
次のArea Contest には、英語、日本語とも優勝者のKJさんがすすまれます。
Good luck!
文責:T.M
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