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2013年5月23日木曜日

District 76 Spring Conference 2013 (英語スピーチ)


2013年5月19日(日)に名古屋にて、District76(日本地区)の英語のスピーチコンテストが行われました。各地の予選を勝ち抜いた6名のコンテスタントによる白熱したスピーチが繰り広げられました。さすが最終に残るだけあり、どのスピーチも聞きごたえたっぷりでした。

1位を獲得したNTさんは、アメリカで行われる世界大会に出場されます。
NTさんのスピーチは、

「私たちそれぞれの人生において、何をするか、どう生きるか、を決めるのは私たち自身である。ネガティブな出来事が起きた時に、失敗したと考えるか、成功へのワンステップと考えるか、それも私たち自身のものの見方次第である。」

というメッセージを、職場での体験談に基づいてユーモアを交えて語るというものでした。

NTさんのスピーチは、メッセージの内容、スピーチの構成、ヴォーカルバラエティ、聴衆とのアイコンタクト、とすべての側面において、とても勉強になる素晴らしいものでした。

ビジュアルエイドなしで、音声だけでこれだけの内容を説得力を持って伝えられることに、改めて言葉が持つ力のすごさを認識しました。

写真は、コンテスト終了後に、日本語スピーチで二位になったKJさんを囲んで、千里TMクラブのメンバーで撮ったものです。

KK


2013年5月21日火曜日

ディストリクト76大会日本語スピーチ部門

5月17、1819日の3日間、名古屋国際会議場において、ディストリクト76の春期スピーチ・コンテストが開催されました。

私たちは、1年に2回、ディストリクト76のスピーチ・コンテストを行います。日本全体のトーストマスターズ・クラブを統括するのがディストリクト76ですから、平たく言えば、全国大会です。全国大会に出場できるのは、3度の予選を勝ち抜いた、たった6人の強者だけです。

この6人をどうやって選ぶのか、予選の方法を説明しましょう。まず、クラブ内コンテストを行います。クラブ内コンテストで勝ったスピーカーは、第2段階のエリア・コンテストに進みます。エリアとは、地理的に近接している複数のクラブで構成される単位です。たとえば、私たち千里クラブは、大阪府下の他のクラブと一つのエリアを形成しています。エリア・コンテストでは各クラブ内コンテスト勝者が集まります。エリア・コンテストで勝つと、ディヴィジョン・コンテストに進みます。複数のエリアを一つにまとめる単位がディヴィジョン(Division)です。千里クラブが属するディヴィジョンは、関西全体と東海地方から中国・四国地方までを含む広い地域です。ディヴィジョン・コンテストで優勝したスピーカーがディストリクト76スピーチ・コンテストに出場します。日本は6つのディヴィジョンに分かれているので、各ディヴィジョンで優勝したスピーカー6人が一堂に会するのがディストリクト76スピーチ・コンテストというわけです。

ディストリクト76スピーチ・コンテストには2つのコンテストがあります。日本語部門と英語部門です。以下に、今回の全国大会日本語スピーチ部門の報告をします(英語部門の報告は別記事)。

千里クラブとして誇るべきことに、今回のディストリクト76コンテスト日本語スピーチ部門に、千里クラブのメンバーであるKJが出場したのです。彼は3段階にわたる予選を勝ち抜き、最後の6人に選ばれたのです。これは応援しに行くしかないということで、私を含め総勢7人が万障を繰り合わせ!?、即席応援団を作り、名古屋まで行って参りました。応援団長のAKは、多忙の合間をぬって特製Tシャツを作りました。コンテスト当日は、7人がそれを着て応援しました。

応援といっても、スポーツの応援とは違い、スピーチの間は静かに聞かなければいけません。いったんスピーチが始まってしまえば、あとは彼のスピーチを固唾を飲んで見守るしかないのです。しかもスピーチ時間は最長でも7分30秒。始まったと思ったらすぐ終わってしまいます。でも、この時間は濃密でした。スピーチをしたKJ本人はもちろんでしょうけど、ステージ近くの席に陣取った私たちも彼の一語一語、一挙手一投足にじっと集中しました。

KJのスピーチは、彼が高校生時代に負っていた身体的コンプレックスについてでした。それは解消することはできない種類のものだが、ある人の導きによって、そのコンプレックスを別の角度から見れるようになったという話でした。

クラブのメンバーである私たちは、そのスピーチを予選の各段階で何度も聞いていたので、話の展開等は知っていました。それでも、国際会議に使われる大きなホールのステージに立ち、照明を浴びて熱演するKJの雄姿を見ていると、知っているはずの展開のことなどは忘れて、初めて聞くような感覚で約7分のスピーチに聞き入りました。

他の5人のスピーチもすばらしいものでした。それぞれのスピーチの内容を一言で紹介すると、父親との確執とその超越、死の迎え方、社会的役割を演じることについて、人生における輝きの意味、褒めることの大切さ、でした。どのスピーチも三度の予選を勝ち抜いただけのことはあります。ただじっと聞き入ってしまいました。私はクラブで仲間のスピーチを聞くときは、わりと醒めた意識で、批判的視点を持って聞くのですが、われらがKJを含めた6人全員のスピーチは、そんな普段の私の傍観的なスタンスをとらせてくれませんでした。ただただ、スピーチに聞き入ってしまいました。月並みな言い方ですが、すべてのスピーチが文句なくすばらしかったのです。

しかし、これは戦いです。勝負です。優勝者を決めなければいけません。審査員は、各スピーチを100点満点で点数にします。それを集計して、優勝、第2位、第3位のスピーカーが表彰されます。

KJは第2位を獲得しました。優勝したのは、人生における輝きを話したスピーカー、第3位は、褒めることについて話したスピーカーでした。

KJ自身は2位という結果をどのように受け入れたのかは、他人には分かりません。純粋に喜んだかもしれないし、優勝を逃したことに落胆したかもしれません。聞いたって、正直には話さないでしょう。それはそれとして、彼が2位という結果を得たことは事実です。私たち千里のメンバー、さらにKJを知る他クラブに所属するメンバーは、KJが得たその事実に対する歓びを会場で分かち合いました。

次のディストリクト大会は、11月に福岡市で開催されます。KJに続くべく、福岡のステージを目指して千里クラブの各メンバーは精進に励みます。

最後に表彰式のKJの写真を紹介して報告を終わりたいと思います。左はディストリクト76会長、右は2011年の国際大会(注:各ディストリクトの勝者が集う世界大会)で第2位に輝いた中国のトーストマスター会員で、基調講演のために名古屋に来ていただきました。



(執筆:スティーヴ)
   

2013年5月12日日曜日

第52回例会 2013年5月22日

昨日行われました例会の報告を致します。
今回、初めてToastmaster of the day(司会進行)を務めましたTM Y.Nです。
Guestが3名こられました。

1 Prepared Speech Session
3名の方がそれぞれのタイトルにちなんでスピーチをしてくれました。
表題は以下の通りです。
1 TM R.F   How to go Anger
2 TM Y.K   Miracles will happen
3 TM Steve briefing on conspicuous consumption

2 Evaluation Session
スピーチをして下さった方に、evaluation(評価)をします。良かった点、悪かった点などを示唆してくれます。その場で聞いて、瞬時に答えなければならないので、私にとって非常に難しいです。

3 Table Topics Session
TM president Susieさんが担当してくれました。テーマは「母親」に関するテーマで、非常におもしろいテーマが出題されていました。今日は母の日ですね。みなさん日頃お世話になっている母親に感謝、今まで育ててくれた母親に感謝、今日は何かプレゼントしましたか?私は今日は家族でご飯を食べにいきました。以下7名の方が、即興で答えてくれました。
1 TM M.C
2 TM A.Y
3 TM T.Y
4 TM S.T
5 TM K.K
6 TM KJ
7 TM R.F

4 Special Session
我等が、千里トーストマスターズのエースTM KJさんが来週日本語全国大会に出場されます。
KJさんが日本語のスピーチをして下さいました。
当日参加される方は、応援用(メッセージ付)のTーシャツ着て応戦するそうです。
私は、当日参加できませんが、大阪で応戦しています。


5 役員選任選挙
時期千里TMC役員選挙が行われました。決定事項をお伝えします。
President TM KJ
Vice President Education TM A.Y
Vice President Membership TM S.K
Vice President Public Relations TM Y.N
Treasurer TM Y.K
Secretary TM R.F
Sergeant at Arms TM K.K

この度、私はVice President Public Membershipに選任されました。
今まで以上に必死のパッチで頑張りますので、宜しくお願いします。
TM Y.N

2013年5月3日金曜日

第51回例会 2013年4月20日

掲載が遅れましたが、例会の報告です。

今回、初めてToastmaster of the Day(司会役)を担当したTM M. C.です。
新年度の始まりとともに、新メンバーを迎えることになりました。




今回の例会ではM.さんのインダクションセレモニーが行われました(上写真)。
また、TM Steveさんが新メンバーとして紹介されました。

さて、今回のPrepared Speech Sessionでは、3名がそれぞれ熱弁をふるわれました。
表題は以下の通り:
1) TM S. K.さん,Be Sophisticated
2) TM A. K.さん,Be a Wise Traveler
3) TM H.さん," "

いずれのスピーチも充実したものでした。
だいたい5分~7分ほどの英語スピーチ課題が多いのですが、今回のTM H.さんの課題は20分を超えるものでした!しかし最後まで時間の長さを感じさせないところがまたすごい。

続いてEvaluation Sessionが行われました。
これは、前出のスピーチを各1人に対し1人のEvaluatorがスピーチの良かった点、ちょっと直すと良くなる点などを示唆するものです。聴衆にとっても勉強になります。

Table Topics SessionではTM K. Kaw.さんがTable Topics Masterを担当されました。今回の課題は『結婚式に招かれた時のスピーチ』でした。どんな立場の人になるかは、お楽しみ(くじ引き)です。

以下8名の方が即興でお話しくださいました。

1) TM Steveさん (as a subordinate of the bridegroom)
2) TM K. Ko.さん (as an ex-lover of the bridegroom)
3) TM KJさん (as an uncle)
4) TM R. F. さん (as a childhood playmate)
5) Mr T. さん (as a boss of the bridegroom)
6) TM K. Kat.さん (as a divorced friend)
7) TM S. K.さん (as a teacher)
8) TM Y. F.さん (as a fellow Toastmaster)

投票で新郎の元彼女としてスピーチをしてくださったTM K. Ko.さんがBest Speakerに選ばれました。

初めてTMOD(司会役)を担当して、当日も時間調整などでバタバタしていましたが、General EvaluatorTM Markさんや出席者の皆さんからコメントをいただき、次回はこうしよう、と気づいた点が多々ありました。ありがとうございました。

クラブに興味を持たれた方は、一度ゲスト出席してみてください。

M. C.

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