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2018年3月18日日曜日

第116回例会 2018年2月17日

今回の例会は昨年秋開催のTall Tales Speech Contest(ほら話コンテスト)に続く今年度2回目のクラブレベル・スピーチコンテストでした。Toastmasters International Speech Contest と言います。
勝者は上位のコンテストへ参加、各地のクラブのみなさんと競い合うことで自己の力を確かめるよい機会になります。その上位とは、私達のクラブが所属するArea 65District F、そしてDistrict 76(全日本のトーストマスターズクラブ)と、順によりハイレベルになります。
もちろん、英語コンテストのDistrict76の勝者は世界大会へ進出することになります。少し気が遠くなりそうですが、なかなか、決して不可能ではありません。
また、今後コンテストは、カルフォルニアのトーストマスターズ本部の方針に準じて年1回と改められる予定で、District 76の本部がこれの調整に入っていて、年2回開催のコンテストも今回が最後になりそうです。

さて、前置きが少し長くなりました。
コンテストを始めましょう。審査委員長が出場者資格を確認したことを告げます。
和気あいあいの中にも少しピリッとする緊張の2時間です。スピーチの審査員はお名前を伏せて行いますが千里のクラブ外の方の応援もいただき出来る限り公平さを高めて審査します。
今回のコンテストは英語スピーチ挑戦者4名のみ。いずれの方々もそろそろ常連の趣で頼もしい限りです。
昨秋の大フザケをテコにして象徴的に内容を訴えるTall Tales Speechとは趣も変わり、みんな自己の経験や日頃の思考に忠実に従った温かみのあるスピーチ、静かに心の奥底に入り込む味わいを醸しています。仲間各位のしなやかな思考を共有する瞬間でもあり、発表者の言葉に引き込まれて思い思いに情景を頭に描きます。毎月の例会でのスピーチと同様の7分程度の短いものですが、心成しか一段と深く訴えてくるものを感じます。
4人の発表が終わって誰が代表になってもおかしくない、難しい選択を突きつけられた思いです。しかしこれは審査員のみぞ知る。きっと1ポイント違いの選考かと推察しています。

接戦の末、見事勝ち抜いて代表者になったのは周りに拘束されずに自由にスピーチを表すことのできる素晴らしさと大切さを謳ったS.A.さん、教師生活を通じた生徒との機微を思いもよらない展開で力強く披露したM.Kさん。
今回開催しなかった日本語コンテストについては、惜しくも選外となったK.K.さんとE.I.さんにも、嬉しいことに、出席者全員の希望を受けて、クラブの日本語スピーチ代表を引き受けて頂きました。お二人はたまたま秋開催のコンテスト代表でもありました。
3月11日に伊丹で開催されるArea 65のコンテストが楽しみです。

今回の例会はコンテストに充てていますが、まだ少し時間があります。
通常の例会で行っているもう一つの主要のセッション、Table Topics Speechを行いました。
今回の出題者はM.A.さん。2月の季節感にちなんだトピックをくじ引きでひいて、それを即興の2分間で発表です。2月:雪、中国の春節、冬のオリンピックなどなど。
セント・バレンタインを引いたK.K.さんが文字通り愛の聖者を射当てた形で1位を勝ちとりました。

最後になりましたが新メンバーの紹介です。
T.N.さんようこそ千里トーストマスターズクラブへ。
皆で一緒に喜びやドキドキやスピートチャレンジの楽しみ難しさを分かち合って行きましょう。

年度替わりで、残念ながら若干名の方々がやむを得ず退会されます。新規事情の展開やご家庭の都合など理由はさまざまですが、みなさんの今後のご発展を祈念致します。
ときには時間を作って必ず例会を覗いてくださいね。

そしてもう一度、3月、伊丹トースマスターズクラブで開催いただくArea 65のコンテストに進出される4名のみなさん、楽しんで、そして少し緊張して良い発表をされるよう、会員揃って心より応援しています。

最後まで目を通して頂きありがとうございました。
文責:S.K.

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